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JAグループ和歌山 「愛をコメてプロジェクト」始動
~ 年間を通じてフードバンクへ「コメ」を提供 ~
JAは、「食と農を基軸に地域に根ざした協同組合」として、事業や活動を通じて、持続可能な地域農業・地域社会づくりに取り組んでいます。
SDGsの「誰一人取り残さない」との行動理念は、協同組合が大切にしている「一人は万人のために、万人は一人のために」の相互扶助に通じるものがあり、このフードバンクへの食材提供もその一つです。
「愛をコメてプロジェクト」とは 「食」と「農」を通じて「地域」に関わるJAとして、フードバンクが行う社会福祉活動(生活に困っている人や、安定した食材調達を必要とする子ども食堂等への提供)に賛同し、和歌山県内JAグループをあげて「愛をコメてプロジェクト」を立ち上げました。 和歌山県内JA役職員等が、専用袋に精米1合をつめて(コメて)持ち寄り、年間を通じて「コメ」を安定的にフードバンク和歌山に提供する仕組みです。 |
目録を受け取ったフードバンク和歌山の鈴木正文事務局長(右)、中央会の次本圭吾副会長(中央)、前田年史専務(左)
JAグループ和歌山は令和4年4月18日、「愛をコメてプロジェクト」第1回寄贈式を和歌山県JAビルで実施しました。JA和歌山中央会、JA和歌山信連、JA和歌山県農、JA共済連和歌山の役職員から届いた精米1合入り371袋をフードバンク和歌山へ寄贈しました。
「愛をコメてプロジェクト」は、JA役職員等が専用袋に精米1合をつめて(コメて)持ち寄り、県内JAが順番にフードバンク和歌山に寄贈していくことで、年間を通じて「コメ」を安定的に提供する仕組みです。
これまでフードバンク和歌山へ災害時の備蓄食品の提供など行ってきましたが、提供物があるときに限られる散発的な取り組みであることと、役職員自身が関わりを持つ機会が少ないことから、日本の協同組合の祖と言われる二宮尊徳の「積小為大(せきしょういだい)」(小さい事を積み重ねて大きな事を為す)という教えにならい、役職員が少しずつ持ち寄る「愛をコメてプロジェクト」を実施するに至りました。